多摩川の自然のニュース:2010年10月〜12月

新しい日付順に配列してあります。水色は多摩川水系桃色は他の川等緑は会議等です。
画像は重いので質を落としてあります。画像は約4ヶ月で削除します。

2011年1〜3月
2010年7〜9月
2010年4〜6月

2010年1〜3月

12月30日 中河原から関戸橋までの多摩川両岸 曇り、寒い
 中河原周辺を歩くのは久しぶり。センダングサなどがつかないように除草された歩道が造られている。チョウゲンボウが鳴きながら中州に生えた柳の枝にとまる。この中州は両側にかなり水量のある流れがあり容易に立ち入れないが、倉本宣さんからの情報の通り、種子をつけたカワラノギクが10株ほど生えている。これはおそらく左岸で畑を造って育てた株から種子が飛んだものだろう。この畑はいまはなくカワラノギクも1本もない。こうすることに賛成しないが、そもそも植えた場所が悪い。橋の下流に雑草が生えない砂利地があるから、どうせ播くならこういう所にと思う。
 関戸橋を渡った右岸下流にダイサギが91羽飛来していた。時折もの音に驚いて一斉に飛び立つ姿はきれいだ。ほかに、カイツブリ、カワウ、コサギ、カルガモ、チョウゲンボウ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス。

12月19日 睦橋から五日市線鉄橋までの多摩川右岸 晴れ、風が冷たい
 定例自然観察会。福生市南公園入口近くでヒヨドリジョウゴのきれいな実がたくさん見られる。
 川筋が右岸に寄ったため、左岸に小さな溜まりができているので稚魚などの繁殖場にならないかと期待できる。
 右岸高水敷を歩く。ソクズ、ヌルデ、ハリエンジュ、ネムノキ、イボタノキ、ノイバラ、ニワウルシ、マユミ、ナワシログミ、カラスウリ等々の木の実草の実がいろいろ観察できる。エナガとシジュウカラの群れがそれらの実を啄む。遠くの木の枝にノスリ。ノスリは上空を何度も舞っていた。点在する池で魚類も昆虫も野鳥も見られないのが残念。枝を大きく広げた木が水面に反映している光景は自然美の極地。
 例によって藪こぎ。クコは腰の高さで横にはびこるので突破できない。ようやく川辺に出るとコセンダングサの林。水流は細く、多摩川ってたったこれだけの幅?と驚くほどだ。大きなエノキの根元にはゴマダラチョウの幼虫が冬眠中。
 近くにカワラノギクが数株。根元に小砂利が撒かれているので誰かが植えたものだ。
 帰路、左岸の石川酒造に寄り、明治時代に地ビールを造った資料が展示してある部屋を見学。その後、短時間の忘年会としていまの地ビールで乾杯。来年度の自然観察会のテーマについて話し合った。Fさんから提案された「街道を行く」を仮採用し、どういうコースが可能か検討することにした。
 カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ。トビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、ヒメアマツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シジュウカラ、エナガ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ガビチョウ。

12月12日 万年橋上流左岸
 遠目には礫河原が広がっているように見えるが、事実その通りではあるが、実際に現地を歩くとコセンダングサ畑を歩いているようなもので、ズボンに無数と言ってよいタネが付く。そんななかでもカワラニガナがたくさん生き残っている。ホウキギクと思われる種子の塊をつけた小さなボールをたくさんつけた植物が広く分布している。
 晩秋の釣瓶落としと言うが、午後2時過ぎには早日の入りといった雰囲気の寒空に変わる青梅の河原だった。
 カワウ、ダイサギ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス。
 ペットショップの入口に鉢植えの見事な野菊がたくさん咲いている。一目でわかったが、カワラノギクだった。この店の入口には以前からいろいろな植物が鉢で育てられたりメダカが飼われたりしていたが、このカワラノギクの種子をその辺の河原播かないようにと願うばかりだ。に

12月5日 万願寺地先の多摩川右岸 快晴で暖かい
 少年サッカー大会が河川敷で開かれていて、応援の父母の数がすごい。
 堤防のり面はすっかり除草されてきれいになっている。植生調査区域もきれいになっていて安心した。予算削減で、治水でなく植生保護のための除草は削減されるおそれがあった。
 堤防脇の池の水はもう10年ほど冬でも涸れないが、浅川の床止めと関係があるらしい。ホテイアオイが居残っている。この池周辺で最大の問題は超望遠レンズをつけたカメラマンの存在で、うかつに近づけない。白いチョウゲンボウの名残か、堤防上にも十数名のカメラマンが構えていて、その辺で藪こぎしたら怒られそうだ。仕方なく、最下流部からぐるっとまわって高水敷に入った。
 不法ゴルフ場は現在ラジコンヘリコプターの飛行場として使われていた。100人近いカメラマンに踏み荒らされた河原植物群落地は裸地化してシナダレスズメガヤだけが残った。
 ここから水辺に降りると、コセンダングサの種子が一挙に数百単位でズボンにくっつく。カワラケツメイは12月なのにまだ葉が青々している。上流部の群落は実をつけていたが、種子はまだ小さい。この辺もコセンダングサの襲撃でチクチクして歩けないほどだ。
 ダイサギ、トビ、キジ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス。

11月14日 中神地先、永田地区の多摩川 曇り
 第36回多摩川流域セミナーに参加。
 日野駅前からマイクロバス3台に分乗して、まず中神地先の多摩川左岸堤防から、対岸の通称「谷地川合流点」(じっさいに多摩川と合流するのは中央線鉄橋付近)で現在行われている自然生態系保持空間回復事業を視察、つづいて永田地区の礫河原再生事業と現状を視察したあと、福生市商工会館にて農工大の星野さん、明大の倉本さん、京浜河川事務所河川環境課長国頭さんの事業説明やコメントなどがなされて、若干の議論があった。
 時間を与えられて意見を述べた柴田(隆)は、「治水工事に伴って礫河原再生や自然生態系保持空間改善が試みられているが中途半端でオオブタクサが繁茂したり永田地区での研究成果が生かされていなかったりと、期待通りにはうまく動いていないのでその点の改善が必要だ」と古い写真を呈示しながら超早口に述べた。
 カワウ、ダイサギ、アオサギ、セグロセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、カワラヒワ、ハシブトガラス。

11月9日 京王多摩川から上河原堰下流までの多摩川左岸 晴れ、強風
 かつて上河原堰取附部の堤防のり面に生えていたクララが、数年前の堰改築工事で他に移植せざるをえなくなり、一時待避場に植えられたが、毎年アレチウリや2mを越えるコセンダングサ等の雑草が生い茂ったり釣り人の荷物置き場にされたりで絶滅寸前となったため、近くの堤防上に救出することにした。このクララは、故横山理子さんがお元気だった頃から花を咲かせ続け、工事で掘り返されるまで30年以上同じ場所にあった。したがって、堰改築工事後は元の場所に戻したいのだが、堤防のり面の護岸がひび割れている所であったため、治水上さすがにそこに穴を掘って埋め戻すわけには行かず、クララが日向を好む植物であることから、当面は近くのスーパー堤防上に植えて生気回復を期することにした。
 堰改築工事の準備が進行しつつある。ナイヤガラの滝のように見える現在の堰での水の流下風景はいまが見納めとなる。
 カイツブリ、カワウ、ダイサギ、オオバン、カルガモ、セグロセキレイ、モズ、スズメ、ハシブトガラス。

11月7日 永田地区
 カワラノギク・プロジェクトでの開花個体数調査。
 カワラノギクの保護・再生のための区画であるA工区は、ごく一部分にしかカワラノギクが残っていないが、B工区の草藪の奥や開けたC工区などでは一帯が真っ白く見えるほどカワラノギクが咲いている。今回みんなで数えた株数と、11月3日に明治大学が数えた水辺等の株数とを合計したものに一定の係数をかけた推定値は開花株が約5万、ロゼットが約51万となり、2007年の大増水以前の水準まで回復したことになるが、A工区は風前の灯火状態で、C工区以下もツルヨシその他の植物が繁茂しつつあり、いずれそれらの植物に覆われる可能性がある。河原植物が生き残るには厳しい多摩川の現実がある。
 なお、A工区でヤマラッキョウの花が咲いていた。
 ダイサギ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、オナガ、ハシブトガラス、ガビチョウ。

11月1日 永田橋から福生南公園までの多摩川左岸
 福生市で会合があったついでに多摩川を歩いた。台風の影響で水かさがかなり増しており、やや濁水している。羽村堰も開けているらしい。
 永田橋から上流右岸を遠望すると、カワラノギクが一面に咲いているのが見える。
 永田橋下流の柳山公園は、ケヤキとクヌギが林になっており、これだけ立派な河畔林は多摩川でも指折りだ。夏でも涼しくて気持ちが良い。
 多摩橋をくぐると福生中央公園。そこから礫河原に出ようとしたら、公園のすぐそばまで水が来ていた。公園下流の遊歩道から礫河原に出ると、猛烈なコセンダングサが待っている。よく見ると、カワラニガナが15株ほど生えているが、それ以外に興味深い河原植物は見あたらない。公園は全然おもしろくない。
 福生南公園を復旧しようと、福生市は計画しているらしいが、増水する度に壊滅的被害を被る河川敷公園は廃止するか、さもなければ、昨年河川改修して左岸側に広がった礫河原と一体の河川公園にしたら良いと思う。礫を寄せて造った左岸側の河原は、次の大水で流されるかと思ったが、今日の増水した流れを見ると、本流は完全に右岸に寄っており、左岸側は流れが緩く、むしろ上流からの礫をさらに積み上げてくれる見込みさえあり、それだけいっそう公園と礫河原の一体性が増幅して良い感じになるだろう。(したがって、公園が冠水する確率も高くなった。)
 ダイサギ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ハシブトガラス。

10月26日 友田水管橋から長淵地先の多摩川右岸 曇り
 外来植生調査とカワラノギクの調査。過去数年同様同じ箇所に調査対象物であるアレチウリとオオブタクサとキクイモとクズが今年もあった。
 唯一と言ってよい手つかずのカワラノギク自生地では可憐なカワラノギクが咲いている。開花株は51だった。少し離れたところに立派な野菊が1株生えていた。カントウヨメナだった。
 先日左岸から双眼鏡で見た長淵地先の河原に生えていた「立派な野菊」は、どうもヒメジョオンだったらしい。附近にほかにそれらしい白い花が1つもないので。礫河原再生を目指した長淵地先の河原はまだ1年目なので雑草があまり生えていない。しかし一度大水が来て形状を少し変えて欲しい。
 カワウ、ダイサギ、アオサギ、トビ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ。
 ハグロトンボがまだ飛んでいる。

10月24日 小作堰から万年橋までの多摩川 曇り
 西暦2010年の多摩川を記録する運動ならびに2010年度多摩川市民による外来植生調査。前者はおもに人間の調査なので、河川区域が狭いこの区間は片側から双眼鏡で調査可能のところが多いが、植生調査は現地をくまなく見なければわからないので、両立可能な所のみ両方行なった。
 最初に、小作取水堰の管理施設内にある56q標柱が外部からはどこにあるかわからないと以前から思っていたところ、偶然監視員が通りかかったので頼んで敷地内に入れさせてもらってようやく見つけた。柵の外から再度遠望すると、場所がわかったのですぐに見つけられる。
 堰下流中州にカワラノギクが咲いているのが肉眼でもわかる。堰上流にはヒドリガモが来ていた。
 青梅市総合運動場は野球やサッカー、テニスなど数百人の人出で、駐車も多い。
 少し上流の水辺でアレチウリ1本発見。すぐに引き抜いたが、すでに実がたくさんついていて処理に困った。
 長淵対岸のマンション下の崖にユウガギクやヤクシソウがたくさん咲いている。実をつけたハナウドや花を残したギボウシなどもあった。
 下奥多摩橋下流にマガモが数羽来ていた。上流にはオシドリが3羽。万年橋上流でもオシドリが4羽いた。
 鮎美橋上流のBBQ客はさすがに少ない。この左岸にあったアレチウリはたった1本に減少していたが、1本でも増えるかもしれない。残念ながら抜けなかった。
 柳淵橋の上空をヤマセミが鳴きながら飛んでいった。ジョウビタキのメスもいて、ようやく冬が近づいた感じだ。
 カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ。トビ、キジバト、カワセミ、ヤマセミ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス、ガビチョウ。

10月17日 羽村取水堰から永田橋までの多摩川右岸 晴れ
 定例自然観察会。羽村市立博物館訪問と周辺のカワラノギクの観察。
 昨年は堰下橋からカワラノギクが咲いているのが見えて驚いたが、今年は見えない。羽村市民が育てているカワラノギクは今夏の猛暑で激減したと看板に書かれている通り、開花株はごくわずかで、立ち枯れしている株が多い。水辺は約60株が開花していたが、丈が10センチぐらいの小さな株が多い。自然の猛暑対策かもしれない。日本野鳥の会東京支部が世話をしている区域は丈夫に育った株がたくさんあり、ロゼットも芝生状態。ここは2007年の大増水でも耐えたところで、開花株も多い。近くで除草作業をしていたリーダーのUさんに伺ったら、夏はみんなで水まきをしたとか。それぐらいの手間をかけて初めてこれだけ見事な群落が維持できるのだろう。近くにある日本古来のセンダングサが無事に育っているのもUさんたちの除草の成果らしい。
 そこから下流の公園脇の芝地でホシササキリという小さなキリギリスを観察。脇腹に星印があるそうだが、小さくてわからなかった。
 羽村大橋下流の自生地K13は開花株はほとんどなかったが、開花しそうな株は数十あった。コシオガマがまだ咲いていたが、近くの林にもっと立派な株がいくつかある。花弁の色の濃いコンギク、白のノコンギクなどもあちこちで咲いている。
 一端土手に出てから、最後に永田地区に向かう。今夏の雑草の大繁茂とたいへんな除草のおかげで、再造成地でも開花寸前のカワラノギクが60株ぐらい、以前からの生育地も2箇所で元気に育っている。開花にはあと数日かかりそうだ。そこから自然に広まったBC工区の株は無事に猛暑を凌ぎ、今年も花をたくさんつけていた。
 永田橋工事が休止中なのでそこを通って左岸に渡った。永田橋下流右岸は毎年猛烈なオオブタクサ群落だが、今冬に礫河原再生事業が行われる予定になっている。
 カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トビ、チョウゲンボウ、キジ、カワセミ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ。
 ホシササキリ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、キチョウ、モンシロチョウ、シジミチョウ、ミヤマアカネ、ハグロトンボ、等々。

10月11日 万願寺地先の多摩川右岸 快晴、夏日
 日差しが目に痛い。サッカー少年がグラウンドを走り回っている。堤防のり面除草調整区の草がかなり茂っていた。経費削減で国の除草回数が減って良かったのか悪かったのか、来春のためにあと一回刈って欲しい。スズサイコの枯れ枝が18本あった。ワレモコウがまだ咲いている。
 堤防上から河原を遠望、すごい人出に驚く。そう言えば堤防沿いの車道が車で埋まって珍しいなと思っていたが、この人たちのものらしい。近寄って見ると、一本数十万円しそうな超望遠レンズをつけたカメラマンが80名以上も来て盛んにシャッターを押している。見るとすぐ目の前で真っ白のチョウゲンボウが空を舞ったりホバリングしたり草に止まったりの大サービス。ちょっとした「タマちゃん」現象だ。今日はゴルファー4名、ラジコン飛行機数機が霞んで見えた。
 水辺のカワラケツメイの成育状況を確認しに行ったが、そこにもカメラマンが3人構えていて、そっと通してもらった。まだ黄色の花をつけた株が多く、タネをつけているものも含めてザッと数えて98株あった。
 水辺を上流に向かい堰近くに向かう。河床整備した所で歩くとカワラバッタが数匹飛び逃げる。こんな下流までたくさんカワラバッタが来ているとは驚きだ。ならば河原植物もあるのではないかと付近を探す。かつてカワラニガナは是政橋付近にもあった。カワラノギクやカワラニガナはなかったが、多摩川で2箇所しか見つけていないカワラケツメイが目算250株ここで元気に育っていた。河原植物は、条件とシードバンクさえあればなんとか復活できるのではないかと改めて思った。
 ダイサギ、白いチョウゲンボウ、モズ。

10月3日 河辺地先から羽村堰までの多摩川左岸
 昼頃雨という天気予報は外れて晴れて暑い一日だった。国分寺市民による多摩川を歩く会に参加。河辺駅から川に出て、カワラニガナやキササゲ等を見ながら青梅市総合運動場へ。上流の長淵を遠望。河原はまだ草に覆いつくされていないが、来年の夏はどうだろうか。河辺地先も一昨年までは丸石河原が出ていたが、いまは一面の草と林でカワラニガナやカワラバッタが見られる丸石河原がだいぶ少なくなった。
 小作堰を経て羽村の阿蘇神社へ。階段を下りて川に沿った参道では彼岸花が真っ盛り。猛暑のため例年より10日ほど遅い開花だ。野球少年が溢れる宮ノ下公園の末端はカワラノギクの花壇。まだ咲いていないが、株数は例年より少ない。河原に生えている株も昨年より少ないが、環境的にはこの程度が自然に近いと思われる。1輪花を咲かせていた。
 カワウ、コサギ、トビ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、スズメ、オナガ。
 アゲハチョウ、モンキアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヒョウモンチョウSP、キチョウ、モンシロチョウ、ミヤマアカネ、ハグロトンボ、アオマツムシ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、カワラバッタ、ツクツクホウシ、ヒグラシ、その他の昆虫。